ロンドンに住み、そしてヨーロッパ各国を見てきたんですが、面白いぐらいにヨーロッパ人の持つ美意識の違いに驚きます。
私の知る限りでは、
イギリス人はモノに対する美意識が高く、オシャレなプロダクトデザイン、プロモーションウィンドウ作りのうまさ(服のお店)など、世界観作りがうまいですね。
イタリア人は、とにかくファッションとしての外見的な部分に美意識を求めます。普通のおっちゃんが派手で有名ブランドの服を着ていることが良くあります。
ドイツ人は、内面的な美しさを求める傾向があり、日本のアニメよりも空手や柔道などにより関心があったりします。
後、言うならばフランス人はイタリア人とイギリス人の間かもしれないし、スペイン人はイタリア人よりもそれほど外見的なものを求めない傾向があったりします。また、北欧の人たちは、ドイツ人的な傾向が強いかもしれません。
この美意識を捉えれば、その国の人の好みを目指せばいいんじゃないかなあと思います。でも、やはりその人自身のフィルタを通すとまた違った見え方をします。私はやっぱりイタリア人の友達が多かったりしたのは、服にある程度気を使ってたりしたからかもしれませんし(※)、イギリス人に好かれることなく終わったのは自分のセンスに問題があったのかもしれません。
※・・・服に気を使っていたと言っても、日本人的な服の気の使い方とは違うのでご注意!日本人のファッションはゲイに好かれてしまう傾向があるので。